【INTERVIEW】CrowsAlive x SCYLA x Chemical Glitch pre. OUR TRIBE

名古屋を中心に活動するCrowsAlive、SCYLA、Chemical Glitchの三組がタッグを組んだイベント「OUR TRIBE」が2024年発足した。
開催を間近に迎えた3組からKenta(CrowsAlive)、J(Chemical Glitch)、Brent(SCYLA)、Hideaki(SCYLA)、
そしてゲストアーティストのFLOYA (GER)をこのイベントにブッキングしたKaori Sakamoto(RNR TOURS CREW)に話を聞いた。


Kenta (CrowsAlive) / J (Chemical Glitch) / Brent (SCYLA) / Hideaki (SCYLA) / Kaori Sakamoto (RNR TOURS CREW)

INTERVIEWER
竹山 陽介 (STAY DUDE COLLECTIVE)


竹山
竹山

今回この3組で共同企画を行う事になったキッカケを教えてください。

Kenta
Kenta

名古屋という狭い範囲にフォーカスして考えた時、この名古屋のラウドロックシーンにおいて、先輩と呼べる自分たちより上の世代のバンドは、今ではcoldrainのみとなりました。

coldrainと自分たちの世代の間が全くいなくなった状況に、焦りを感じるのと同時に、最近では自分たちよりも下の世代が自分たちの背中を見てくれている状況に希望を感じています。
さらに上の世代が自分たちの世代をフックアップしてくれる動きもあり、またラウドロックのシーンの熱量が上がってきているのを感じています。
この勢いをさらに加速させ、名古屋のシーンを盛り上げるという思いが根底にあります。
そして自分たちCrowsAliveと同じように、日本のみならず海外にまで視野を広げてる名古屋のバンドで、Chemical GlitchとSCYLAとでタッグを組んで、これまでの名古屋には無かったような面白いイベントを立ち上げようと思いました。

J
J

SCYLAのBrentとは以前から親交があり、2024年5月11日に開催したChemical Glitchの自主企画「Chemi Cult」にも快く参加してくれました。
CrowsAliveのKentaとも、出会った当初から親しくしており、いつか一緒にステージに立ちたいと思っていたので、今回の共演が実現できたことを嬉しく思っています。

僕自身名古屋で育ったので、この街の音楽シーンをもっと盛り上げたいという強い思いがあります。 そんな思いに共感してくれた仲間たちと手を組み、この企画を実現しました。
確かに、東京や大阪、最近では東北など、他の地域の音楽シーンが注目を集めているのは素晴らしいことですが、 地元である愛知や名古屋の音楽シーンも同じように活気づけたいと考えています。

Chemical Glitchとしても、その想いを胸に活動を続けています。 このイベントを通じて、バンドやお客さん、そしてすべての参加者が一体となって、 新しいカルチャーを共に創り上げていける場にしたいと考えています。

Brent (訳: Hideaki)
Brent (訳: Hideaki)

“OUR TRIBE”は「帰属意識」と「仲間意識」を表しています。
私たち全員が楽しいイベントを作りたかったのですが、人々が帰属意識を感じ、何かの一部であると感じられる文化を育みたいとも思っていました。
なぜなら、音楽は皆を一つにする力を持っているからだと思います。 この感情が私たちのサウンドに響き、”OUR TRIBE”が成長していくことを願っています。
また、海外出身で、ここ15年間日本の音楽シーンに居場所を見つけたSCYLAのBrentにもぴったりです。
Brentはドイツ系でもあり、FLOYAと一緒にこのイベントを開催することにさらなる意味があると思います。


竹山
竹山

そんな3バンドで行動を起こそうとしたタイミングでFLOYA来日名古屋編の話が合致したと。 凄く良い後押しとなるゲストだと思います。
今回FLOYAの名古屋はカオリ氏(RNR TOURS)経由とのことですが、彼等のタッグ企画にこのツアー名古屋編を任せようと思った経緯も教えてください。

Kaori
Kaori

まずFLOYAは、ドイツのポストハードコアバンドALAZKAのGt.Marvinの新バンドで、前バンドの来日ツアーも2018年にRNR TOURS開催でした。
その名古屋公演にSCYLAのコンポーサーYuya君が来ていて、彼らもALAZKAから影響を受けていると知っていました。
今年5月頃にFLOYA来日のエクストラショーが決まり、Kenta(CrowsAlive)に名古屋公演について話していて。FLOYAのInstagram情報をいつも先にチェックされているなとも思っていたので!笑

そして5月末からRNRでアメリカのSoftspokenの来日ツアーが開始し、名古屋公演に関してはSCYLAに主催企画をしてもらい。そこでOUR TRIBEの計画の話しも具体化しつつあり、FLOYA出演についてSCYLAと出演のChemical Glitchとも話しができてまとまった形です。
FLOYAに関しては、今年3月アルバム「Yume」をリリース。ポストハードコアというよりはインディロックやオルタナティヴ・シューゲイズの要素が強く、音楽的に親和性の高いChemical Glitchの共演も面白くなりそうだと思いましたね。

近年は彼らが言うように名古屋のシーンも少しずつ意欲ある新たなバンドが増えはじめ、リスナーも我々イベント制作する側も期待が高まってきていると思います。
招聘ツアーを名古屋で開催するのは難しいと言われていますが、地元バンド達に協力してもらい、若手バンドも海外バンドと共演できるきっかけになったり、RNR TOURSとしてもいい形で開催できていると思います!

OUR TRIBEの3バンドの関係性は周りからすると少し意外かもしれないですが、名古屋でこういった企画が勢いあるバンド達で動き出し、イベントとしても今後どうなるか楽しみですね!


竹山
竹山

各アーティストの方々にお伺いします。
皆様それぞれのバンドに対して抱いている音楽面での印象を教えてください。

J
J

僕が初めてCrowsAliveを知ったのは、友人を通じてボーカルのKentaを紹介してもらったときでした。
彼の曲を聴いた瞬間、「クリストファー・ノーランの映画が好きなんじゃないかな?」と思うような独特の世界観に引き込まれました(笑)。
僕自身も映画が好きで映像制作にも携わっているので、Kentaが作り出す音楽はすぐに情景として浮かんできます。 その徹底的に作り込まれた唯一無二の世界観は、Kentaの高い精神性が反映されたもので、聴く人たちの心を必ず熱くします。 国内外を問わず、他に類を見ない特別なものです。
さらに、メンバー全員が個性的で、とても面白くてライブでのパフォーマンスもピカイチです。 CrowsAliveからはいつも刺激を受け、良い影響をもらっています。

SCYLAは、フィジカルなパフォーマンスと、日本に留まらない国際的な音楽性を持っていて、最初に聴いたときは日本のバンドだとは思わないほどでした(笑)。
特に、Brentがボーカルを務めていることもあり、そのインパクトは一層強く感じました。

さらに、SCYLAの楽曲制作の中心であるYuyaは、作曲から録音、ミックスまでを一手に引き受けていると聞いています。 彼は、海外のニーズにしっかり応えられるコンポーザーであり、Brentの声質にぴったり合った楽曲を提供しています。
また、Brentに対しても常に高いレベルの要求をしており、それがBrentの成長にも繋がっていると感じます。 そんな二人の良い関係性が、SCYLAの音楽に素晴らしい影響を与えていると思います。
ジャンルは違えど、彼等から学べることは多く、僕たちケミグリにとっても刺激的な存在です。

Kenta
Kenta

初聴きでクリストファーノーラン感じてくれてたの、相当嬉しい! まさに彼の映画からヒントを得たり、インスパイアされて曲を作ったこともあるので!
そしてJ君と出会ってから数年経ってオッペンハイマー(監督: クリストファーノーラン)を見に行けたのもアツかった!

そんな彼を擁するChemical Glitchの音楽的な第一印象は “数多のルーツを感じるロックサウンド” でした。
洋楽的サウンドだけではなく、どこか日本のスピリッツを感じる旋律に、とても惹かれています。

最初はあまりメンバーの顔をSNS上に出していなかったので、どこか不思議な、特別感のあるバンドという印象でした。
ボーカルのJと関係が深くなるにつれて、彼の暖かい心がChemical Glitchというバンドに強く影響を与えていて、それが音楽にも、ライブにも反映されていると思えるようになりました。

それと最近ケミグリのリリース予定のデモ音源を聴かせてもらった時には、何にでもなれる “オルタナティブロックバンド” という印象で、かなりの衝撃と感動したのを覚えてます。
その何にでもなれるという部分で俺達とかなり共通する所もあると思いました! 勝手にですが、ケミグリの新曲お楽しみにしてて下さい!笑

SCYLAはクールな世界観だけでなく、どこか熱い旋律を感じる部分もあって、そういった箇所で聴く度毎回グッときてます。

ボーカルのBrentは彼の前身バンドから元々一方的に認知していて、その頃は怒ったら怖そうって思ってたけど、今ではかなり仲良くなれたので、優しいお兄ちゃんって感じです。動物で言うと熊さんみたいな。笑 それくらいフロントマンとしてのBrentのインパクトは強くて、彼筆頭にバンドのメンバーと一緒に、リスナーを世界観へ導いている印象です。

また、そういった部分がSCYLAとも共通する部分で、この3バンドで何かを起こせると思うとワクワクが止まらないです!

Brent (訳: Hideaki)
Brent (訳: Hideaki)

CrowsAlive は雰囲気が抜群で、ボーカルの音域は素晴らしく、音楽の世界構築はとても特別なもので、ライブパフォーマンスは活気にあふれています。

Chemical Glitch はとてもダイナミックなバンドで、2 人のボーカリストが融合して強力な組み合わせになっています。ビートとノリ感は楽しくてエモーショナルです。

どちらのバンドも本当に強い魂を持っていて、それは間違いなく人々の心に届き、心に語りかけることができます。彼らを友人として迎えることができて光栄です。


竹山
竹山

最後に、今後のOUR TRIBEの展望や目標、皆様へのメッセージを各々お聞かせください。

また、FLOYAをこのイベントにブッキングしたKaori氏も皆様にメッセージをお願い致します。

Kenta
Kenta

まずはこのシーンにおいて、 “名古屋 = OUR TRIBE” になることです。
そして海外アーティストの招聘にも力を入れて、日本中を巻き込んでいきたいです。
最終的にはOUR TRIBEの3バンドで海外ツアー等をして、今まで呼んだ海外アーティストとそこで一緒に出来たらアツいと思います!

J
J

せっかく始めたムーブメントなので、「OUR TRIBE」をまずは名古屋のシーンにおいて代表的なイベントの一つに育てたいです。
さらに、海外アーティストにも日本の音楽シーンが東京だけでなく、愛知・名古屋にも熱いものがあることを認知させたいと思っています。

僕たちが架け橋となって、こうした繋がりを作ることで、海外アーティストが名古屋に来る理由にもなれたらと考えています。
このイベントは名古屋を盛り上げたいという強い気持ちから生まれたものなので、 皆が楽しめることを大前提としつつ、他のイベントを後押しする火付け役になれたら嬉しいです。

Brent (訳: Hideaki)
Brent (訳: Hideaki)

Thank you everyone!

“OUR TRIBE”は単なるイベントのタイトルではなく、ムーブメントの始まりです。
アーティスト、ミュージシャン、そしてコミュニティと協力を取り戻したいと思っている人々への呼びかけです。
「人々」間のつながりを構築し、育むことを目指すムーブメントで、業界や協力会社が「売れる」と考えるものや人工的な芸術性にすべての人をフィルタリングする飽和状態から脱却し、音楽文化を再構築することができます。
多文化、多才、多面性。”OUR TRIBE”はあなた達も含めての事です。

Hideaki
Hideaki

名古屋の3バンドで主催イベントをする事ができて大変光栄に思っております。
様々な音楽性と世界観の違いがある上に同じイベントでこの3バンドが共演するのが楽しみです。
この3バンドの今後の活動にも是非応援よろしくお願い致します!

Kaori
Kaori

開催まもなくとなりました!
バンド達の魅力も、ライブの楽しさも身近に体感して欲しいです。
夏休み明け早々にはなりますが、今回も一般チケット・学割チケットともに安心できる金額だと思うので、是非たくさんの方に来て頂ければ嬉しいです!

INFORMATION

CrowsAlive × Chemical Glitch × SCYLA Pre.
NAGOYA「OUR TRIBE」

■日程: 2024年09月03日(火)
■会場: 鶴舞DAYTRIP
■開場/開演-18:30/19:00
■前売/当日-2,900円/3,400円 (+1Drink 600円) *学割あり(詳しくはTIGETまで)

【出演アーティスト】
FLOYA (GER)
CrowsAlive
Chemical Glitch
SCYLA


■CrowsAlive
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■Chemical Glitch
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■RNR TOURS
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CrowsAlive「BIRTH」商品ページ

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