【INTERVIEW】THE ETERNAL VOID 2024 / LOWFOSS 始動&初主催企画インタビュー

名古屋で新始動したプロジェクト、LOWFOSS。
未知の存在ながらYouTubeで公開された約2分のデモ曲のネガティブハードコアな音像に囚われ、気付けば何度もリピートしている筆者がいた。
この度初ライブ兼始動企画を行うとのことで、LOWFOSSこと山田氏に話を聞いた。


LOWFOSS
山田 (LOWFOSS)

INTERVIEWER
竹山 陽介 (STAY DUDE COLLECTIVE)


竹山
竹山

LOWFOSS、始動おめでとうございます。
個人的には2007年頃から山田氏を観ておりますが、これまでの活動遍歴を教えてください。

山田
山田

ありがとうございます。

2006年に自分が発起人としてfragments of clarityというバンドを結成しました。

大学のバンドサークルの友人がメンバーで、そのサークルの先輩がOverflow、Stapleなどのメンバーもいて、当時ハードコアを知ったタイミングもあり、ライブを見れなかったState Craftをはじめ、Envy、Naiad、Endzweckなどからハードコアを聞くようになりました。

余談ではありますが、先日7/6のNumbの日にBirthplaceがState Craftを本人を交えてのカバーを演奏されましたので、初期衝動を回収すべく新宿アンチノックまで行ってきました。

ここまでに出ているバンドのような音が好きになったので、自然とSTM onlineでディグりはじめ、いわゆる叙情系の音楽に傾倒していきました。

2007年からライブ活動を開始しましたが、当時は全くツテがなく、mixiを通じて色々な方と知り合いになれましたが、バンドの企画1発目でakutagawaに山形から来てもらいました。その次のライブも企画で自分のホームとも言える名古屋のZionにEndzweckとLast One Standingに来てもらいました。

その二回のイベントで多少我々を知ってもらえるようになり、いくつかのライブに誘われるようになって、Nature Livingのレコ発に出た際に声をかけていただきTheory & Practice Recordsからミニアルバムを出すことができました。サブスクでも聞けるのでよかったら聞いてみて下さい。

foc自体は活動自体も短く、ライブも多くしたわけではないですが、自主企画や当時のAT TOUR、BLOODAXE TOURや竹山くん(筆者)のANSWER FOR LIFEなど数多くのイベントに出させていただきました。個人的にはShai HuludとFordirelifesakeと共演できたことは生涯の思い出です。

2010年末のライブでバンドは終わりましたが、2013年に一度だけライブをし、focとしての動きはありません。

Zionがホームということもあり、TWIMのボスであるハンマーさんのハードコアカバーバンドに参加したり、名古屋のスラッシュレジェンドTxBxTさんのThink Fixというバンドに2年ほど在籍しましたが、2010年代はバンド活動はあまり出来ませんでした。

少しではありますがライブハウスにも通ってて、2016年以降にPalmやTwitching Tonguesなどをきっかけに自分の音楽性が徐々にヘヴィーな方向になってきました。

そこからコロナ禍になりライブハウスにも三年間行けなくなりましたが、機材の進化により宅録でできることが増えていると感じ、本格的にDTMで曲作りをしていくことを決めました。それが2023年の夏頃かと思います。


竹山
竹山

LOWFOSSは山田氏のソロプロジェクトとの事ですが、元よりサポートメンバーを迎える等の形でこれからのライブ活動を見据えて始動したのでしょうか。
それとも最初は宅録で製作した音源を発表する場として構想していたのでしょうか。

山田
山田

元々は作曲すら考えていなく、最近のアンプシミュレーターの進化を楽しむ形でギターを弾くことを1〜2年してました。

密に連絡をとっている友人がいて、そのやりとりの中で友人が作曲したいと思っていると聞いて、自分も過去に何度も挫折をしたDTMを再開する流れになりました。これまでは無料のツールですぐにやめてしまったので、MacのLogicを導入して、とにかく続けることを意識しました。

それが宅録のスタートになり、2020年代ならプロのようなクオリティは難しいけど、自宅で制作を続けていけるなと思えるような環境を作れそうだったので、音源を作っていくことを決めました。

ライブ活動は全くやることは考えずに始動しました。

ただ、制作して即行き詰まったので、とりあえず全然未完成ではあるのですが、周りの人たちに活動を始めたことを伝えたほうが制作が軌道に乗るかなと思いYouTubeに1曲デモをあげました。このデモは早いところ完成版に差し替えたいところですが、結局行き詰まってます 笑

それでLOWFOSSって名義をつけて、昔お世話になった人に久しぶりに連絡とったりして、一緒に曲作りをしていく話もできたりしているので、まずそれを発表できればと思っています。


竹山
竹山

現在YouTubeにて公開中のデモ曲「Heavy Rains, Heavy Tears」は先述のPALMや、Nails、Black Breath、Trap Them、Arma Gathasを彷彿とさせるヘヴィーでブラッケンドな音像となっています。

プロジェクトという事でご本人の嗜好が強く反映されると思いますが、この楽曲(現時点ではオケのみ)やタイトルに込めた思いやメッセージはありますか。

山田
山田

ありがとうございます。

確かに自分でもNailsを彷彿させる泥臭い感覚を覚えましたが、実際はもう少しクリアなギターで機械的なドラムやノイズも入れたいと思っています。

未完成でとりあえず上げたので、ガラッと変わる可能性もありますし、このままの良さもあるかとは思ってますので、少し時間を置いて着手するつもりです。

基本的にはfeatをお願いする以外はインストの楽曲がメインになるので、この曲も冒頭に超有名なサンプリングを入れてますが、Night Versesというバンドがインストでサンプリングを多用しているので自分もそれはやりたいと思っています。

正直メッセージ性はないのですが、無意味なサンプリングはしないつもりです。

タイトルに関してはパーソナル的な心情ですが、基本的には人生辛いことが多く、そのネガティブな感情を楽曲に昇華させれればと思っています。あくまで音を楽しむためにやっていますので、メッセージは聞いた人がそれぞれ何か感じてくれればと思います。


竹山
竹山

そしてこの度LOWFOSSとしての始動ライブにして初主催イベントが10月14日(祝月)に開催となります。

初ライブが主催イベント、しかも抜け目ない鋭いラインナップと気合いマックスですが、初ライブを自主企画にしようと思ったきっかけや意図を教えてください。

山田
山田

個人的にVMOを見る機会を逃してしまっており、名古屋で見れるのがいつになるかもわからなかったので、自分で呼んでしまおうと思ったことがきっかけですね。

そのやりとりの中で、イタリアからTalpahというアーティストを招聘するとお聞きして、名古屋でイベントをやらせてもらうことになりました。

その話が決まった数日後にKNOSISのライブが名古屋であり元々行く予定で、東京大阪と一緒にライブをしているのは知っていたので、名古屋で実現できたら面白いと思いライブ後に直接オファーし出演が決まりました。

VMO、KNOSIS (DJ SET)、Talpahは普段自分が見ているバンドサウンドでない、バキバキのエレクトロサウンドのライブを見せてくれますので、それを一気に見れるのは本当にすごいイベントになると思います。

元々LOWFOSSはライブを想定していませんでした。同期音源に自分1人だけギターを生演奏することができるかという疑問を払拭できないままでいました。ただ、ライブハウスで爆音を鳴らしてみたい気持ちもありました。

今回オファーしたタイミングでKNOSISを見て、同期を駆使してすごいライブを目の当たりにし、衝動的にライブ活動をしようと決めました。
初ライブに世界中でライブをしているアーティストの前でやることは中々ないですが、自分の企画で良い機会なのでやらせてもらいます。

サポートいただくCAILNはfoc時代のレーベルメイトのWithin The Last Wishを前身に持つバンドで、絶対に名古屋に来て欲しいと思ったので実現できてうれしいですね。今回の中で1番ダークでヘヴィなバンドです。

Each Of The Daysはfoc末期に一緒やれるようになって企画も呼んでもらったりして、ようやく今になって恩返しできます。最新作Deep Oceanは過去最高の仕上がりと思ってますので、楽しみです。

HelixはEOTDに繋げてもらってオファーしました。今回VMO、KNOSISと1番親和性あると思ってますので、両バンドのファンの方にも響くと思っています。


そしてThink FixのTxBxTさんのPLATFORM zine distroの出店もあります。
今回デジタルの音のバンドがら多いですが、アナログ紙媒体のファンジンが色々販売されます。
音楽はディグるのも面白い要素なので、ぜひファンジンを読んで最新情報からルーツまで色々ディグってください!

メインアクトからサポートバンドまで最高のラインナップになりました。今回会場がLive & Lounge Vioで普段のライブハウスとは違う雰囲気になるのも楽しみです。みなさんのペースで自由に楽しんでもらって、怪我などなくピースフルに終われれば幸いです。

今回こういった話をする機会をいただきありがとうございました。

是非遊びに来て下さい。よろしくお願いします。

INFORMATION

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【スケジュール】

○10/14(祝月) LOWFOSS PRESENTS
THE ETERNAL VOID 2024 -TALPAH & VMO JAPAN TOUR 2024 in NAGOYA-
会場: NAGOYA LIVE & LOUNGE VIO
w/ VMO a.k.a VIOLENT MAGIC ORCHESTRA / KNOSIS (DJ SET) / TALPAH (ITALY) / CAILN / HELIX / EACH OF THE DAYS / LOWFOSS (OPENING ACT)
BOOTH/ PLATFORM zine distro
前売/当日-3,800円/4,500円 (+1D)・開場/開演-16:30/17:00
■チケット予約 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/027uygjd49z31.html
※スマホ専用チケットとなります。

ご不明な点は下記メールアドレスまでお問い合わせ下さい。
INFO: lowfoss462@gmail.com

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