【INTERVIEW】ZトN / 青春Experience RELEASE INTERVIEW

名古屋のラッパー、ZトNが爽快かつ清涼感抜群の新曲「青春Experience」を本日(8月25日)リリースした。

今年1月にフルアルバムをリリース後、精力的なライブ活動で東海圏のみならず全国のヘッズや音楽好きへの認知を高めてきた彼にインタビューを試みた。


INTERVIEWER
竹山 陽介 (STAY DUDE COLLECTIVE)


竹山
竹山

ZトNとしての名前の由来、またラップを始めたきっかけや時期を教えてください。

ZトN
ZトN

ZトNという名前はクローズという漫画が好きで、そこに登場するゼットンというキャラクターから取りました。
表記についてはアーティスト活動の際にサーチがしやすいのと覚えて貰いやすいようにアルファベットとカタカナを織り交ぜました。 今では字体の形も含めて結構気に入っています。

ラップを始めたのは高校2年生で16歳の時に始めました。 同じ高校の友達がラップを聴いていて僕に教えてくれたのがきっかけです。
昼休みの時間は一緒にHIPHOPを聞いたりMCバトルの動画を見たりして過ごしていました。
いつかイベントにも行ってみたいねという話になってその友達がTwitter等でイベントを調べて納屋橋にあるラッシュという箱に行きました。 それが僕のクラブデビューでした。


竹山
竹山

納屋橋RUSHがクラブデビューの場とのことで、通い初めてかなり長いと思うのですが、当時から今も切磋琢磨している仲間や友達のラッパーはいますか?

ZトN
ZトN

当時から今までとなると人が限られてきてしまうのですが龍坊というレゲエdeejeyがいます。
当時出会いがMCバトルだったのですが、お互い負けず嫌いなのもあって喧嘩みたいな感じになってしまい、それ以来クラブですれ違ってもお互い目も合わせないくらい仲が悪かったのですが、龍坊が初めて自分でイベントの主催をする際に僕にも声を掛けてくれて遊びに行ってみたんです。

そのイベントで龍坊と話していたらクラブでの遊び方や酒の飲み方が自分と凄く似ていてその日を堺に龍坊と仲良くなりました。
龍坊は今では岐阜県の大垣にGunniiという自分のクラブを持って日々イベントを開催したりしていて当時からブレずに音楽を続けているリスペクトできる仲間の一人です。
今年の4月にGunniiの開店1周年のパーティーがあってそこで僕もライブをさせて貰ったのですが岐阜の先輩や名古屋の仲間が沢山駆けつけていてあいつがやってきた事がカタチになっていると共に、あいつが沢山の人から愛されているのを感じた良いパーティーでした。


竹山
竹山

BOSS(is)MEやUn Logicというクルーでも活動されていますが、それぞれのメンバーとの出会いや、クルーで行動・制作する際とソロでの制作等において明確に分けているご自身のスタンスや考え方の違いはありますか?

ZトN
ZトN

Un Logicについてですが、 k-venというシンガーと一緒に活動しています。
僕は当時同世代がどんな音楽をしているのか気になってSoundCloudで名古屋、岐阜県を中心に曲を聴いていました。
そこで見つけたのがk-venで当時R&Bのビートでラップではなく歌を上げていたk-venの楽曲を聴いて個人的に凄く気になって、LIVEが一緒になったタイミングがあったので初対面ではありますが声をかけたのが最初です。
かなり変な奴なんですけどめちゃくちゃみんなに愛される性格をしている奴です。
どれだけ変なやつかと言うと僕がnoteで「k-venという男」という記事を書くくらい変わっている奴なので是非そちらも見て下さい。 愛すべき変な奴です。

BOSS(is)MEはKUNG-FUが声をかけたメンツで形成されたクルーでKUNG-FU、僕、B.e、SULAK、SeaKeyNavy、Mamiz、FKG、thawneの8人で構成されています。
8人ともスタイルが違うのでソロとは全員少しテイストが違うのですがKUNG-FUが作品をまとめて8人で1曲作り上げるような制作方法でした。
最初はBOSS(is)MEはKUNG-FUと僕とB.eとSULAKの4人でパーティーの主催するためのイベントクルーのような感じで設立したのですが、パーティーを主催するにあたって 4人共ラッパーならパーティーまでに1曲作るかっていうノリで1曲作ったらそこから気づいたらかっこいい奴らに声かけて楽曲を制作するクルーになっていました。
去年アルバムをリリースしてBOSS(is)MEとしての活動は一旦終了してそれぞれソロの活動に集中することになりましたが全員がラフでチームプレーみたいなのが特に無いクルーでしたのでまたタイミングって感じになりそうです!

クルーとソロの制作で分けている事は今考えてみると特に無いのかもしれません。
トラックのジャンルと楽曲のテーマが違うのでタッチは変わってくるかもしれませんが自分の色を出す事と思っていることを歌う事については違いはありません。


竹山
竹山

普段リリックは楽曲制作時に1から書き出すのでしょうか。
それとも普段から書き溜めて、それを制作時に膨らませていくタイプでしょうか。

ZトN
ZトN

リリックは必ず1から書き出します。

楽曲制作の際に僕が1番最初に取り掛かるのはビート選びです。

僕には心強いビートメイカーが沢山いて最近ではRENKA chanやBOMAYEというDJが僕の楽曲に合う最高なビートを作ってくれています。

そのビートに合うテーマ、Flowを考えながらラップをしていると少しずつ楽曲が完成していく感じです。

言葉にすると凄く長い説明をしなきゃいけない感情もビートがあれば簡潔に説明せざるを得ない状況に持っていってくれますし、その言葉にイメージを付けてくれるので僕にとって楽曲制作で一番大切なものはビートです。

ビートに1番マッチする文字数や言い回しが必ず存在すると思うので書き留めた歌詞ではそのビートを活かしきれない事があると思っています。

例え文字数や言い回しがそのビートにマッチしていてもビートを決める前に歌詞を考えてしまうと頭の中でその歌詞のFlowがある程度固まってしまった状態でビートに乗ってしまう可能性があるからです。

僕個人のスタイルで言えば1から書き出す方が楽曲として良いものが作れると思っています。

もちろん僕とは逆で最初に歌詞を書いて歌詞に合うビートを選択する制作方法ももちろんあると思うので明確な正解は無いと思いますが僕の制作にはこの制作方法がしっくりきています。


竹山
竹山

今年の1月には自身初のフルアルバム「ISOLATION」がリリースされました。
リリースから半年経ちましたが、周囲の評価・反応はいかがでしょうか。

ZトN
ZトN

1月にデジタルリリースして5月からフィジカルでのリリースをしましたが想像よりも沢山の反応を頂けていて感謝しています。

今回の作品はビートも客演も僕の大好きな人に声をかけさせてもらって制作段階から凄く贅沢な時間を過ごさせてもらえました。

過去にシングル配信した楽曲も1曲収録されていたり今の自分のスタイルとは少し違う楽曲も収録しているアルバムですので1つの区切りになっている大切な作品です。

竹山
竹山

ジャケットのアートワークも所縁のあるクラブが密集したイラストとなっており、育ってきたローカルシーンへの愛を感じます。
この原案はZトNさんご自身の発案でしょうか。

ZトN
ZトN

ジャケットのアートワークは名古屋でデザイン会社をしている株式会社コレオ様に制作していただきました。


原案は個人的に考えていて、zoomでどんなジャケにするかを会議し構想をお伝えする形で製作していただきました。


お世話になっているクラブやジャケ、BARそれとクルー名を可能な限り入れていただきました。
期間が短い中で製作していただいたのにも関わらず各クラブのロゴも丁寧に描いてくれたのは凄く嬉しかったです。


個人的に今回のアルバムは僕が音楽活動で迷惑をかけてしまった人や腐ってしまっていた時期の事を楽曲で清算したい気持ちもあった為、ジャケの構想時は色々な事を考えて一番愛を伝えられる形に制作が出来たなと思っております。
僕自身も大好きなジャケ写です。


竹山
竹山

アルバムの熱もそのままに、このたび新曲「青春エクスペリエンス」がリリースされました。

これまで以上に軽快かつ清涼感のある、まさに夏に聴きたくなる
楽曲となっています。

早速ですが、この楽曲はどのような事について書かれたリリックでしょうか。

ZトN
ZトN

この楽曲については自分は人生には何歳になっても青春があると思っておりそれをテーマに作成しました。

一緒に歌っているあるんというラッパーは現在16歳で僕は25歳なのですが各世代の青春の色を出せるようにとイメージしました。

リリックはもちろん曲として青春を楽しんでもらえるようにFlowは軽快にサビはキャッチーさを出していけるように製作しました。

hiphopを聞いたことが無いリスナーさんの青春も彩ることができるように意識しましたがあるんのサビを初めて聞いた時はイメージと凄くハマっていたのでテンションが上がりました!

今年の夏は海に行く車の中やフェスに行く途中など様々な青春の場面でこの曲を聴いてもらえると嬉しいです!


竹山
竹山

コンスタントなスケジュールでのライブ活動やバトル参加をされていますが、直近の目標とこの先の目標をお伺いしたいです。

ZトN
ZトN

今の一番の目標は僕の地元名古屋市の港区に新たに約2200人規模のライブハウスが出来るのですが、2027年までにそのステージのメインの枠でLIVEをする事です。

妹がそのライブハウスでアルバイトをしたいと話していて妹が大学を卒業するまでの3年間の間に音楽活動で結果を出してそのステージに立ちたいと思っています。

僕の家族はまだ僕が音楽をやっていることを知らないのでそこで初めて見てもらえたら嬉しいと思っています。

その時はライブ終わりにバーカンで乾杯も出来たら熱いです!
なかなか大変な目標ですが必ずやります!


竹山
竹山

最後に、この記事の公開日となる8月25日に「東海RASENフェスティバル2024 (長久手テント村)」二日目にご出演されます。

幅広い共演陣ゆえ、初めてこのイベントでZトNさんを知りこのインタビューに行き着いた方、また新曲をきっかけに行き着いた方、そして身近な女子大や納屋橋、いつも仲間の方々に向けてメッセージがあればお願いします。

ZトN
ZトN

見つけて頂いてありがとうございますの気持ちでいっぱいです!

東海RASENフェスティバルもオーディションシステムからの勝ち抜けで出演させて頂いた経緯があり、先程お答えさせて頂いた3年後の2000人キャパのライブハウスの目標の為にも1つのチャンスも取りこぼさないようにしなければいけない状況ですのでより一層力を入れた活動をして行く所存です!

女子大や納屋橋でも今後もLIVE活動をして行くと思いますので是非イベントにも足を運んで頂けると幸いです!


何よりとても楽しい場所ですので一緒に遊んでください!

INFORMATION

◼ZトN
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【スケジュール】
○8/25(土) 東海RASEN フェスティバル (長久手テント村・愛知)
w/ 梅田サイファー / SEAMO / BOYS AND MEN / LITTLE(from KICK THE CAN CREW) / MEGAHORN / NOBU / BRIDGET
ELBRUNCH / カルテット. / ZトN / 下平健太 /  studio SNEAKY / TWINS DANCE STUDIO/ K’S-J 
102 / 飛太 /MC轟&SKUNK BOY /マエノミドリ /STAY /彩-xi- / ENDLESS / 小枝千夏

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